第1回 「きづき de きずき Day」を実施しました!
- 8月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは。事務局員の長尾です。
西表財団では、地域の環境整備や保全活動を進める取り組みとして、「きづき de きずき Day」(略称:KKD)を始めました。
KKDとは、西表島における「気になる身近な課題」を事務局メンバーが取り上げ、解決に向けて計画・活動していく取り組みです。
ひとりの“気づき”を出発点に、活動を通じて西表島の魅力を深めるとともに、地域との“つながりを築いていくこと”を目指しています。 今回は、その第1回目となる活動の様子をレポートします。
○草刈りからスタートした初回活動

KKD第1回目は、県道から西表野生生物保護センターへ続く町道の草刈りを環境省の心強いゲストと共に行いました。灼熱の時間帯を避けるため、作業は夕方16時頃からスタートしましたが、立っているだけで汗が噴き出すほどの暑さ。普段デスクワーク中心の事務局メンバーにとってはすでに試練です。
「みんなでワイワイ草刈り!」を想像していたのですが… 始まってみると、誰もしゃべらず黙々と作業。聞こえるのは草刈機のエンジン音だけ。まるで修行のような光景でした。
炎天下の中、草刈り機を使っての作業
○ツル植物、そして手ごわい根っこたち
作業は想像以上に大苦戦。ツル植物は草刈機に絡みつくし、道路にうっすら堆積した土には、草が「ここぞ!」とばかりに根を張っていました。仕方なく草刈機を置いて、地道に手で引っこ抜く場面も。腰は悲鳴をあげますが、抜けた瞬間の爽快感は格別でした。


○やむなく持ち越し
この日は残念ながらすべての区間を終えることはできず、残りは次回に持ち越し。それでも、少しずつ視界が開けていく様子に、「おぉ!道が広く見える!」と小さな歓声があがりました。
そして作業後には、環境省の方が差し入れてくれた冷たいスポーツドリンクが登場。火照った体にじんわりと染みわたり、「あぁ、生き返る…!」と一同感謝の気持ちでいっぱいに。これぞ草刈り後のご褒美です。
小さな“気づき”を形にしていく
「きづき de きずき Day」は、小さな“気づき”を行動に移すことから始まります。これからも身近な活動をコツコツと重ねながら、島の自然と暮らしがより心地よくなるよう取り組んでいきます。














