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世界の宝、西表島 -生きものと人の豊かな営み-

世界自然遺産としての西表島
西表島のシンボルとして知られる「イリオモテヤマネコ」は、国の特別天然記念物に指定されており、世界で西表島だけに、およそ100頭が生息しています。
トカゲやカエル、昆虫、鳥、コウモリ、エビやカニなど、実に70種以上の生き物を餌とし、この小さな島で生き残ってきました。
同じ特別天然記念物の「カンムリワシ」や、日本最大のトカゲ「キシノウエトカゲ」をはじめ、爬虫類、魚類、昆虫類などに幅広く希少種が確認されています。
植物もまた同様に、西表島でしか見られないものや絶滅の危機に瀕している種が、多く存在します。
島の自然環境を守っていくということは、つまり、これらの生き物の棲みかを守ることになるのです。
西表島には昔から変わらぬ人々の暮らしがあり、島の人たちが大切にしてきた宝は、世界自然遺産として世界の宝になりました。
世界中から島を訪れる人たちが、この宝にふれ、それをいつくしみ、大切にする人たちと出会った時に、この宝を「守りたい」という思いが生まれ、島の人と訪れる人が、手を取り合って未来に宝をつないでいけるように。
その輪が広がっていくことで、西表島が世界自然遺産であることを心から誇れるようになるのだと思います。
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