広報チームのウラガワ~フォトコンテスト告知編~
- 西表 財団
- 10月14日
- 読了時間: 4分
「やっぱり西表島が好き!西表島フォトコンテスト2025」ではたくさんのご応募をいただきありがとうございました。
実はこのフォトコンテスト、チラシ作りを含めた告知から、応募受付、審査会の運営、カレンダーの制作・発送、そして写真展の開催まで、すべて広報チームが一手に担当しています。
普段はあまり目に触れることのない広報チームですが、今回はフォトコンテスト告知編として、その活動のウラガワをご紹介したいと思います!
○チラシ作り
毎回、チラシには前年度の入選作品のお写真を使用させていただいています。
そのため、チラシの構成自体はほとんど変わらなくても、雰囲気や見え方はその年によって変わります。
どの作品をどの位置に、どの大きさで配置するか、バランスを見ながら組み合わせていくのが、このチラシ作りで一番時間のかかる作業です。
「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながら形にしていく。それこそが、このチラシ制作の醍醐味なのです。
写真の配置が決まると、次はチラシのテーマカラーを決めます。
テーマカラーと言っても、文字やあしらいに使う色を選ぶだけですが、意外とチラシの印象を大きく左右するので手は抜けません。
今回は前年度の最優秀賞作品に合わせ、さわやかな川とマングローブの葉っぱの色をヒントにテーマカラーを選びました。色合いはいかがでしょうか。
その後の細かい作業は割愛しますが、こうした工程を経てデータを作り、印刷会社さんに印刷をお願いしてチラシが完成します!

○告知について
次はいよいよ告知のスタートです。告知の方法は2種類。
SNSやホームページでのオンラインでの告知と、紙に印刷したチラシを島内のさまざまな場所に配布するといった、手配りでの告知を行っています。
・オンラインでの告知
SNSやホームページでは、応募要項や応募方法を掲載するだけでなく、「どうしたら応募したくなるかな?」といった日々の工夫があります。たとえばインスタグラムでは、ストーリーズで「あと◯日で締切!」といったリマインド投稿を行います。また、島の“映えスポット”にチラシを持って出向き、風景と一緒に撮影して宣伝投稿する、なんてこともあります。
「こんな場所で撮れば素敵な写真になるかも!」と、応募のきっかけになったらいいなぁ…なんて思いながらアップしていますよ。
▲左写真、ストーリーズ撮影のウラガワ 右写真、実際のストーリーズ投稿
・手配りでの告知
チラシ総数は700部。この枚数を、島内(一部は石垣島も含む)の宿泊施設や飲食店、レンタカー屋さん、スーパーなど、チラシを置いていただけそうな場所に一軒一軒手渡しして回りました。
配布の際、「今年もフォトコンするのね~楽しみ!」と声をかけていただいたり、「もっとたくさんチラシ置いて行っていいよ~」と快く受け入れてくださる方も多く、あたたかいご対応に、思わず涙が出そうに…。掲載にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

○応募受付
あとは応募を待つのみです。応募が届いたら、内容をひとつひとつ丁寧にチェックしています。
今回のフォトコンでは新たな試みとして、任意ですが応募の中にアンケートも設けてみました。アンケートでは、応募のきっかけや応募回数、さらに西表島フォトコンテストについての感想などを伺いました。集まったデータからは「チラシを見て応募した」という方が多く、手渡しチラシ効果が見え、努力が報われた思いです。
さらに!意外や意外。「知人や友人からの紹介」がきっかけで応募いただいた方がチラシの次に多い回答でした。想像以上にたくさんの方に支えられて開催できているんだなと身に染みて感じましたし、何よりもみなさんの会話の中で、フォトコンテストの話題が上がったんだなということが分かっただけでも本当に嬉しかったです。
一方で、SNSやホームページを見て応募したという方は全体としては少なく、ソーシャルメディアでの発信力は今後の課題としても見えてきました。
以上、フォトコンテスト告知編のレポートでした。
広報チームのウラガワ、少しでも楽しんでいただけたでしょうか?
次回は審査会編をレポートしようかと思っていますので、ぜひたのしみにしていただけると嬉しいです。














