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Conservation International専門家による西表島のウミショウブの視察を行いました。

  • 12 時間前
  • 読了時間: 2分

Conservation InternationalのEmily Pidgeon博士を迎え、西表財団はウミショウブ(海草)とアオウミガメの関係、マングローブを含むブルーカーボン保全について現地視察と意見交換を行いました。

 

※Conservation International(CI)は、1987年に設立された国際環境NGOで世界30以上の国と地域で活動し、マングローブや海草、サンゴ礁といった沿岸生態系の保全から、森林保護、気候変動対策、地域コミュニティ支援まで、科学に基づいた幅広いプロジェクトを展開しています。

CIと西表財団は、どちらもダイキン工業「空気をはぐくむ森」プロジェクトの支援を受けており、このプロジェクトを通じて出会いました。

Emily Pidgeon博士は沿岸海洋生態学の専門家で、CIの海洋科学・イノベーション部門の副代表です。


当日はまず、オリエンテーションとして、西表島のウミショウブ(海草)、アオウミガメの状況説明、環境省による崎山湾の生態系維持回復事業の説明、西表財団の採食防止柵の説明を行いました。

次に、野原地区でアオウミガメによる過剰な採食が進行しているウミショウブ藻場を現地確認し、続いて、崎山湾で環境省設置の採食防止柵を、干立で西表財団が設置した採食防止柵状況を視察見学しました。その後、視察の総括と意見交換も行いました。


以下のことが今回の視察で共有・確認されました。

* 藻場の減少:近年、西表島周辺でウミショウブが急速に減少している点が最大の懸念である。

* 採食防止柵の効果と限界:柵内では海草の成長が見られるものの、柵外では海草がほとんど残っておらず、根本原因であるアオウミガメによる過剰な採食への対応が必要。

* その他の要因の可能性:海水温上昇や間接的な捕食者構造(サメの存在など)が海草とウミガメの関係に影響を与える可能性が示唆されている。

 

Emily Pidgeon博士の所感(原文からの抜粋)

「今回の視察における最大の関心事項が、近年西表島周辺海域で海草(ウミショウブ)が急速に減少していることで、海草の減少に伴う生態系への影響も大きな懸念となっている。これからどのように海草の再生が進んでいくか、西表財団の今後の取り組みが非常に興味深い。」

“I greatly enjoyed my visit to Iriomote island.

I am very grateful to our gracious hosts at the Iriomote Foundation for their interesting and informative guidance.”

 

今回のConservation International専門家視察は、西表財団の現場での取り組みを国際的な視点で検証し、今後の対策を深める重要な機会となりました。西表島の海草とウミガメを守るためには、科学的データに基づく対策と地域の力を結集した継続的な取り組みが不可欠です。

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。



 
 
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